星座の神話って、実は出典がよくわからない話が多い。
少し前の話だが、大平貴之さんが下記のようなことをつぶやかれていた。
こぐま座のしっぽが長いのは、こぐまの尻尾をゼウスが掴んでぐるぐる振り回して天に放り投げたからだ、とかいう解説を何度も聞いたが、それ動物虐待だろ。
— 大平貴之 (@ohiratec_mega) 2016年5月8日
この話は私も聞いたことがあったが、私はこの話をギリシア神話で説明されていることではないのではないかと思っている。我が家には昔の神話好きの影響でギリシア神話の原典的な本(岩波文庫ですが…)があるので、その中から『変身物語』とアポロドーロスの『ギリシア神話』の中で、カリストの物語がどのように語られているか確認してみることにした。
オウィディウス
岩波書店 ¥ 907 (1981-09-16) コメント:ギリシア神話といえば変身物語だと思う。 |