宇宙開発と文系の学問について、色々

こんばんは、ちひろ@fukaplanet8です。
最近YMコラムのまとめ本を見つけてとっても嬉しかったので電車の中でずーっと読んでいました。
YMコラムとはかつて日本惑星協会のメールマガジンで連載されていた的川泰宣先生のコラムです。私はこれが楽しみでメールマガジンが届いたら即チェックしていました。これは将来100年後とかには21世紀初めごろの宇宙開発の雰囲気を知ることができる一級の資料として大切にされるのではなかろうかと私は思っています。宇宙開発が好きだ!という方には絶対おすすめしたい本です。
今日はYMコラムの時代にはおそらくあまり触れられていないのではなかろうかというお話をしたいと思います。

評価:
的川 泰宣
共立出版

¥ 2,052

(2005-03-01)
コメント:大好きでした、YMコラム。100年後に発売されて火星でベストセラーになってほしい。


さて、話は突然変わりますが、最近(私が観測している限りだとここ1年くらい)宇宙を語るときに経済とか法律とか人類学とか、いわゆる文系の学問からのアプローチが注目されるようになってきているのではないかと感じています。宇宙に関わるといえば工学部の航空系の学科だったり、理学部だったら物理学、天文学、惑星科学など、とにかく理系の進路に進まなければならないというのが常識でした(少なくとも宇宙に関わる仕事に就く手段として紹介されていなかった)が、最近は法律やビジネスとの関わりから文系の学生が宇宙にかかわる進路を選択しようとすることができるようになってきたようです。これも一つの人類が宇宙に近づいた証でしょうか?
こういう話をし始めたきっかけは『宇宙兄弟』の小山宙哉先生のこのブログを読んだからです。
『宇宙学生』第二回ーー宇宙開発は理系のモノ? http://koyamachuya.com/column/telstar/9828/
私はこの記事でインタビューされている井上さんのことは別のきっかけで知りましたが、彼女のように法学的な観点から宇宙にかかわろうとする人材はこれから先どんどん増えていくし、社会からも必要とされるのではないかと思っています。
しかし、私としては法律だの経済だのよりも人類学を学ぶ学生に宇宙を目指してほしいな…と願っています。国立民族学博物館が発行している月刊みんぱくの2015年2月号は『特集 地球人が宇宙人になるとき』という特集が組まれていてなかなか興味深いものでした。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/showcase/bookbite/gekkan/201502
※リンク先からPDFで読めます!
この記事を読んで、私は人類が宇宙、あるいは他の惑星を目指すうえでまず知らなければならないのは人類そのものではないかと感じました。人間が生まれ育った地球を離れ遠くを目指そうとするとき、その足を進めるためにはこれまで積み重ねてきた人類すべての知識と経験が必要なのではないか。宇宙を目指すということが限られた国の限られた人間の仕事ではなく人類すべての目標にするのであれば、なおさら世界中の様々な民族の暮らしや生き方を学び、それを課題を達成する糸口として利用していくことが必要なのではないか、私はそう思っています。もしこのブログを読んでくださる方に人類学をやるかたがいらっしゃったら宇宙について頭の片隅で考えてらっしゃることがあればぜひ聞かせていただきたいです。私はあなたに期待をしています!(笑)
と、いう訳でもっと宇宙が身近になったらすべての学問がユニバーサルなものになるでしょうねといったところで今日はもう寝ます。おやすみなさい~。

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